はじめまして。 東京の片隅、西東京エリア。 その中でも一際異彩を放つ「大都会」立川で、あくせくペダルを漕いでいるアラフィフ男です。
昼はウーバーイーツで街を疾走し、夜は慣れない手付きでキーボードを叩く。 そんなふうにして、なんとか生計を立てています。
正直に言います。 自分の人生の行き当たりばったりさが、もはや愛おしいレベルです。
これまで25年近く、いわゆる「夜の仕事」しかしてきませんでした。 そんな人間が、50歳を目前にして何をしているのか。
氷点下の雪の中、凍えながら自転車を漕ぐ。 30度越えの灼熱地獄、滝のような汗を流してペダルを回す。
そして家に帰れば、「SEO」だの「CSS」だの、呪文のような横文字とにらめっこ。 意味不明なエラーと格闘しながら、カチ……カチ……と、不器用にキーボードを叩く日々。
人生、何が起こるかわからないとは言いますが、流石に想定外すぎました。 もっと計画的に生きてくるべきだった……なんて反省は、もうとっくに通り越しました。
今回は、そんなルーズで自堕落な夜の男だった私が、なぜ**「ウーバーイーツ(肉体労働)」と「Web制作(頭脳労働)」**という、水と油のような二足のわらじを履くことになったのか。 その数奇な経緯を、少しだけ語らせてください。
目次
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夜職歴25年の幕切れ。すべての始まりは「突然の廃業」
夜職歴25年の幕切れ
事の発端は、夜の仕事の突然の廃業でした。 やんごとなき理由が重なり、私の居場所は一夜にして消滅しました。
職歴なしの、50歳。
これからどうする? さすがに焦りました。いや、もっと焦るべきだったのかもしれません。 仕事が手につかないどころか、そもそも仕事そのものが無くなってしまったのですから。
そんな絶望的な状況で、私の手元に残っていた資産はたった2つ。
- 健康維持のジム通いで無駄に鍛えられた、頑丈な足腰。
- 趣味で乗っていた、一台の自転車。
これだけです。 以前、小銭稼ぎで少しだけウーバーイーツをやっていた経験が、脳裏をよぎりました。
「……これ、本業にしちゃえばいいんじゃね?」
あまりにも安直。自分でも呆れるほどの短絡的思考。 こうして、私の**「電チャオプションなし・人力ウーバー配達員生活」**が幕を開けました。
電チャオプション無し自転車ウーバー配達員に。時代に逆行する「アナログ」スタイル
昭和生まれのアラフィフだからでしょうか。 電チャオプション付きの自転車が、どうも「邪道」に思えてしまうのです。
周りの配達員たちは、電チャオプション付き自転車やバイクで、涼しい顔をして私を追い抜いていきます。 「なんで電動にしないの?」と聞かれることもしばしば。
そんな時は「お金がないから……」とお茶を濁していますが、本音は違います。 「男なら、文明の利器に頼らず、己の足で稼がんかい!」 という、昭和的な、あるいは単にズレた美学があるからです。
そして「仕事と運動を同時にこなしている俺、効率良くね?」 そんな自己満足に酔いながら、今日も私は重たいペダルを踏み込んでいます。 自分が納得していれば、それが正解なのです。
稼ぎよりも「時間」を。アラフィフウーバー配達員が選んだ生存戦略
そんなアナログスタイルゆえ、身体の限界はすぐに来ます。 1日の稼働は3〜4時間を2セット。計6〜8時間が限界です。
それでも、慣れてくれば1日平均10,000円(時給1,500円)は稼げる。 さらに工夫すれば、15,000円(時給2,000円)まで伸びることもわかりました。
そこで私は、ふと思いました。 「もっと働いて稼ごう」ではなく、 「これ、稼働時間を減らせば、自由な時間が作れるんじゃね?」
お金の余裕より、時間の余裕。 そう気づいてからの私は早かった。
稼ぎをそこそこに抑え、生まれた時間で好きなことをする。 あきらめていた『進撃の巨人』を全編2周、一気に観ました。計算したら丸3日分くらいの時間を費やしていました。 最高でした。まだ観ていない人は人生損しています。
かつてのような派手な生活はできませんが、たまに飲みに出るくらいの余裕はある。 刹那的かもしれないけれど、これはこれで、悪くない。 そう思っていました。
未踏のWebの世界へ。未経験のアラフィフが「AI」を武器にするまで
時間を持て余し始めていた頃、転機が訪れます。 前の会社のオーナーからの連絡でした。
「Web関係の仕事、少し手伝わない?」
知識なんてありません。 でも、時間は腐るほどあります。
興味本位で足を踏み入れてみると、そこには「AI」という最強の助っ人がいました。 私のようなアナログアラフィフおじさんでも、AIを使えばなんとかなってしまう。 自分の頭の中にあるイメージが、形になっていく。 (このブログも、ドメイン取得からサーバー契約、ワードプレスの設定まで、見よう見まねでなんとか形にしました)
「……これ、面白いな」
気づけば、Web制作は単なる仕事を超え、私の新しい「遊び」になっていました。
元夜職・現ウーバー配達員。アラフィフ男の「足掻き」を見てほしい
現在は、老体に鞭打つ肉体労働(ウーバー)が8割。 慣れない頭を使う頭脳労働(Web)が2割。
これを、**「5:5」**にするのが当面の目標です。
ウーバーは辞めません。 心身の健康のためにも、ペダルを漕ぐことは私のライフワークですから。
「アラフィフでも、新しいことは始められる」 「氷河期世代? ロスジェネ? 知ったことか」
自分の思い描いたものが形になる快感は、何歳になっても変わりません。 しかも、便利な時代が背中を押してくれている。
このブログでは、そんなアラフィフ男の無様な「足掻き」と、日々の「発見」、そしてあわよくば少しの「成長」を綴っていこうと思います。
同年代の皆さん、まだまだこれからです。 それでは、また。
